はじめに
私が日常的に考えていることや感じたことを自分なりに書き留めておくメモがあります。なぐり書きのまま眠っているもの、かたちにはしたけど短すぎて載せてないもの、そんな陽の光を浴びることなく漂い続けている文章をよせ集めました。ある人に「そのままの気持ちを書いたらいいよ」と言われたのでなんの添削もなくコピペして載せます。当時の私のぐちゃぐちゃな心を読んでみてください。
目次のようなもの
・そういう日もあるよね
・わたしだけの価値観
・虚無感
・嫌われ役
・toアイドル
そういう日もあるよね
どうしようもなく優しさに触れた。
今日、私の心は傷ついていた。正確にはきのうから。でも理由は私にもよくわからない。理由もなく傷つくことはよくあること。傷ついているときに、冷たい目で淡々とした口調で言葉を投げられると泣きたくなる。相手は普段からそんな感じなので多分いつも通り。いつも通り接してくれていると分かっていても、傷をズタボロにするには十分すぎるほど冷酷に感じた。
すべてが「いつも」と変わらないはずなのにすこし私の心に傷が入るだけでこんなに世界は違って見えるのかと変に感心してしまった。その「いつも」は私が周りの環境とつくっている感謝するべき対象だと思った。またどうでもいいことを考えては消えていく。この話もこうやって書き出さなかったらもう二度と思い出されない感情だ。どうでもいいけどどうでもよくない不思議なことだらけ。
得体のしれないどろどろした感情が心を支配する夜に、寄り添ってくれる人がいる。それだけで私の毎日が愛おしいものになる。「いつも」ありがとう。
ドーナツたべよ。
わたしだけの価値観
わたしのことを分かろうとしてくれてすこしの本音とわたしたちにしかわからない冗談を笑い合えるのが居心地がいい人
胸がキュンとして手の届かない人だと勝手に決めつけて壁を作って自分を隠して話すのが好きな人
わたしのなかではこんなにちがう
そして後者と付き合って振られるまでがワンセット
全然ハッピーじゃないハッピーセットの出来上がり
我慢して泣いて笑って疑似恋愛してるの何が楽しいねんって毎回思うけど最中のわたしこの世の誰よりも幸せそうでなんも言えん
成長してないように思えるけどそれもまた人生であり勉強だよと言い聞かせる(笑)
虚無感
最近のわたしの口ぐせ「虚無感で死にそうになる」
虚無感とはすべてが空しく感じること、何事にも意味や価値が感じられないような感覚、などを指す意味で用いられる表現ですとネットの検索結果で一番上に出てきた。まさにそう。しかもずっとじゃなくて夜21時を過ぎたころから急にくる。多分さみしくて。
本を読もうとしても大好きな韓ドラを見ようとしても、からだが受け付けなくてすぐに閉じてしまう。Twitterを開いてもYouTubeを開いてもTikTokやインスタどのSNSを開いても、楽しそうに誰かと笑い合う人たち。それを見るのが死ぬほど苦痛で、でもどこか羨ましくてどうにかなりそう。このご時世だからどこかへ出かけることも躊躇うし、友達もいないわたしは誰かと通話することもない。だから最近の夜は携帯の電源を切って早々と眠りにつく。
疲れてる日は朝までぐっすりだけどそうじゃない日は途中で目が覚めて泣いてるときもある。虚無感とは違うかもしれないけど言葉の響きが好きだからそう言ってみてる。
世界は見えない敵に支配され、短い人生で一番愛したグループの相次ぐメンバー脱退、会えない愛おしい人、増えない貯金、できない彼氏。
いつだって世界は思い通りになんてならなくて、そんなことは分かってるけど、でもやっぱりちょっとあとちょっとでいいからわたしの望む世界になってくれたら虚無感も感じなくなるのかな〜〜〜なんて。
なにがしんどいってこれだけ虚無感虚無感言ってるけど結局その明確な理由なんてわからないってこと。
解決策もないし上手に付き合って生きていくしかないんよね〜。それだけが明確にわかってること。
誰かと付き合う前に虚無感と付き合っちゃってるよ😅💦しんど。だからたまにでいいから「生きてるカナ〜❓😁💦」とか生存確認してください。
嫌われ役
いつもそうだった
親が言い難いと黙って飲み込む言葉を私がまあるくして伝える役。姉にお金の話をするときも、弟に彼女は家族ではないという話をするときも、決まって私が嫌われ役をかってでた。家族なので本当に嫌われるわけではないからいいんだけど、やりたいかと問われればやりたくはないかな。だってそれを伝えることで傷つけないとはかぎらないから。でも伝えないと世間知らずに生きていくことになる。だからとても大切な役を任されているとは思う。そのおかげで乏しい語彙力がすこしだけあがったしなんでも言い合える関係になれているハッピーもある。それに素直に聞き入れてくれるからかわいい。私にはそういう存在がいないから親からの言葉がダイレクトに飛んでくるのはいたいけど!!!!!!(笑)
toアイドル
case1(韓国のアイドル)
当時爆発的な人気を誇り世界中どこにでもファンがいるグループ。根底にあるアイドル精神は何も変わらず常に人を思いやれるとても心優しい青年たちだった。とあるメンバーが話したコメントにこんな言葉があった。
「待つことしかできない人と待たせるしかない人。どっちが辛いかじゃないんだ。いまこの瞬間後悔のないように」
そのコメントが妙に刺さった当時の私が書き留めていたお返しを数年越しに世に放とうと思う。
『わたしたちが同じ空間を過ごせるのは約3時間。その時間が過ぎるとまた別々の場所でそれぞれの日常を生きる。長ければ何年も、短くても何か月もお互いを直接感じることはできない。それはだれかが悪いわけでもなく、辛さの優劣があるわけでもなく、ただ〝離れている〟という事実があるだけ。でも同じ空間で過ごすその3時間にどれだけわたしたちが救われているのだろう。ありがとう。』
我ながらなんてすてきなお返しだろうと感心した。
彼らと過ごした時間は、新しい世界を魅せてくれたとても幸せな毎日でした。
case2(もう二度と揃うことのない王子様たち)
本当に大好きだった。なんの根拠も約束もないけど、この先もずっとずっと一緒だと思っていた。でも違った。あの思い出も、あの場所も、あの時間も、すべて彼らがみせてくれた夢だった。アイドルとファンである以上、決して交わることのない関係で。それでもわたしのすべてをかけて敬愛し、追いかけ続けたあの日々を忘れない。どうか、その日々と思い出だけは永遠でありますように。
特定のきみへ、ひとこと?だけ。
「ソロがいいんじゃない?グループだと数字に追われる人生になるよ」と言われたきみがグループとしてやっていくことしか考えてないとこたえた話。わたしにしてみたらソロでデビューしてたとしてもそれは一緒だと思うけど、6人でデビューするという考えをまっすぐ伝えたきみはとてもかっこよくてたくましく思えました。いつも天然で何考えてるのかほんとうにわからないからこそギャップを感じました。それだけ6人でいることはきみにとって特別だったんだろうなと。今でもきみがくれた言葉たちはぜんぶたからものです。わたしの心にそっとおまもりのように生きています。ただただ元気でやりたいことをして好きな人とだけいて素敵な言葉だけを聞いて生きていてください。お願いというよりもう祈りに近いきもちだよ。
case3(アイドルとして生きる人たち)
アイドルという肩書きがあなたの存在や価値観を否定するときがあるかもしれません。世間からの印象と自分のやりたいことがちがうギャップに悩み、もがく、そんなときに思い出してほしいです。あなたの生き方、顔、性格、声、歌、笑顔、優しさ、強さ、弱さ、儚さ、色気、あげたらきりがないくらい魅力的な何かに惹かれた〝私〟がいます。アイドルとして存在しているだけであなたは十分です。笑えなくなったら素直にそう言えばいい、やめたくなったらやめたらいい、恋愛だって自由にしたらいい、あなたの権利を邪魔することなんてだれにも許されないのだから。でもアイドルとして生きるからには夢をみせていることを忘れないでください。ファンはありったけのお金と惜しみない愛を届けるアイドルにとって大切で特別な立ち位置にいる人です。世界に〝あなた〟がたくさんいても成り立たないし、〝私〟がたくさんいても成り立ちません。しかし世界にたったひとり〝あなた〟というアイドルがいることによって〝私〟みたいに助けられたり幸せを感じられる人がいる、それってすごいことだと思いませんか。たくさんの生まれ持った才能とそれだけを頼りにせずとことん努力して、初めてを掴み取っていく姿をファンは誰よりもそばで見て知っています。数ある選択肢から アイドル という道を選んでくれてありがとうございます。普通を手放して特別を得た〝あなた〟にこれからもたくさんのありがとうを届けるのがファンとしてできること。当たり前に溢れている他愛のないふつうな1日がどうかおだやかに続いていきますように。
わたしたちお互いに幸せでいよう。
あとがき
何年も前に書いたもの、つい先日のメモ、どれもわたしなのにわたしじゃない。その時を生きているわたしの気持ち。頭、心、指先からこうやって簡単に世界へと発信できるすごさとこわさの隣合わせの中また言葉を放つときがきました。だれにあてるわけでもなくただ好きに言葉あそびしたこんな日記が、いい暇つぶしになったらなによりです。
「わたし」「私」「自分」「あなた」漢字にしたりひらがなにしたり、意味もなく改行したり、口調だってぜんぶ違います。まあそんな読みにくさもご愛嬌ということで☺︎
あなたならきっとこの纏まりのない文章をおまえらしいなって笑って受け止めてくれると思います。
あなたと巡り会えたきせきに、乾杯。
すてきな一日を。